「ギア」と「ギヤ」を考えてみよう

ギアとギヤについて001 ブログ

お客様からの問い合わせには、村上電業にとってたくさん気づきが起きるときがあります。

今回のやり取りは、お客様との電話でお話しした際のことです。

よくあるお客様からのお問い合わせの中には、

同じ意味を持つ「ギア」と「ギヤ」のように、
表現の違いに迷ってしまう瞬間があります。

こういうとき、社内ではまず話し合うことにしています。

その中で学んで得たことなどをお話します。

ギアとギアについて001

まずは身近に使われてるか表現を確認しました。

ギヤとは Wikipedia

歯車 - Wikipedia

ギアとは Wikipedia

ギア (曖昧さ回避) - Wikipedia

gearを日本語化した「ギア」の方が言語に近いため、

世の中では、ギアが多く使われていることがわかります。

その中で、日本産業規格JIS規格では「ギヤ」としています。

“(JIS)では、歯車(はぐるま)を「ギヤ」と表記することが定められています。”

とあります。※歯車 日本産業規格 一覧

JISB 日本産業規格 一覧 | JISの規格
JIS 日本産業規格:B 一般機械 機械基本|機械部品類|FA共通|工具・ジグ類|工作用機械|光学機械・精密機械|機械一般

また、工業分野の製造業では、機械用語として「歯車」を扱う時に「ギヤ」と表現されています。

ギアとギヤについて002

自 動 

車のギアとは、トランスミッション(変速機)Wikipedia

トランスミッション - Wikipedia

車の運転では、速度を変えたいときにエンジンの回転速度を変更する必要があります。

そこでは、ギヤを使います。ここでギヤを使うのは、エンジンの回転から「車輪」に伝えるためです。

速度は、ギヤを使うことで変化していきます。

つまり、車の動きには、ギヤが大切な役割であることがわかります。

機 械

製造業は、ものづくりのために、機械を使います。

その機械を使う際には、モータなどによる動力が必要です。

また、機械を思い通りに動かすには、歯車の存在が欠かせません。

歯車は、機械に対して速度や強度に加え向きを変えながら力を伝え続けます。

歯車は、機械全体を動かす重要な部品として存在しています。

歯車は、用途によって種類があります。

ギアとギヤについて002

平歯車/はすば歯車/かさ歯車/ウォームギヤ/遊星歯車

などがあります。

この歯車は、それぞれかたちが異なります。

歯車は、用途に合わせてかたちを変え存在しています。

ギアとギヤについて004

村上電業のお客様は、業界も業種と違うので、

「ギヤ」と「ギア」とそれぞれ表現の仕方も異なります。

 飛行機の航空分野には、ライティングギヤの修理でベークライト(フェノール樹脂)が使われています。

 機械部品では、鉄材とMCナイロンをドッキングさせた複合材料を使ったギアもあります。

ギアとギヤについて005

2024年の秋に、地元神奈川県の大学文化祭で見かけたギヤは、

「ロボットに使われていました。

そこで使われていたギヤの樹脂の種類は、「MCナイロン」でした。

機械などの部品加工で青や黒が多く使われる中で、黄色を使っていました。

黄色を使った理由として、

「色がはっきりしていて、安全面や動作の確認がしやすいため使っている」

と話してくれました。

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MCナイロンは、機械部品の歯車に向いている素材です。

使われている理由には、

・ナイロンのため、摩擦が少なく滑らかな素材である。

・摩耗が少ないことから、長い間使うことができる。

・衝撃に強いため、力が加わっても壊れにくい。

・自己潤滑性があるので、機械などを動かすときの油が少量で良い

などがあります。

機械の部品には、この特徴から「MCナイロン」がよく使われていることがわかります。

ギアとギヤについて007

「ギヤ」も「ギア」の表現は、様々な業界から業種の中で、

それぞれに役割や役目を担っていることがわかりました。

似た表現の中にもたくさんの見方が存在し、日常にあふれていることを学びました。

村上電業は、お客様の言葉をそのまま受け止める

誠実な心を持ち続けたいと思います。

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