はじめに
2024年10月に某美術大学の大学生から、板の厚みついて問い合わせがありました。
村上電業は普段、お客様から会社に電話がかかってきたり、直接お会いしたりすることは多くありません。
お客様からの連絡は、ホームページの「問い合わせフォーム」からがほとんどです。
そこからお客様との関係が始まります。
その中で、お客様のニーズや疑問を解決することが多いのが村上電業です。
メールのやり取りには、相手に伝える言葉が大切になっていきます。

版画とエポキシガラスの関係性
お客様の問い合わせの内容を確認すると、
プレス機で使う「樹脂の板の厚みについて」気にしているとのことです。
さらに、版画の印刷の際に、圧力をかけることにより版と紙を圧着させたい。
その版から紙へインクを転写するために、印刷紙を汚さずに「グリス」を塗る板として、
エポキシガラス板を探していることでした。
我々としては、圧着とエポキシガラス板の関係が気になります。

版画で使うプレス機とは何だろう?
まずプレス機とはプレス機械 – Wikipedia
プレス機に使うとなると、エポキシガラスを希望している理由が理解できます。
エポキシガラスは、ガラス繊維が含有された複合材料の積層板として、
耐熱性に優れてものとして製作された樹脂です。
エポキシガラスは、耐熱性に優れています。
高温で使用した後、時間を置き冷まします。
そうすることで、物に付着することなく、はがれやすくなります。
他の樹脂には、ほとんど見ることがない特徴をもっています。
そのため、問い合わせいただいたお客様の、
圧着にエポキシガラスを使いたい理由が物明確になりました。

エポキシガラスと村上電業の関わり方
エポキシガラスの問い合わせは、エポキシガラスが良いという話をきいた美術業界からが多くあります。
直近では、2025年5月も東京都にある造形学校様から、エポキシガラス板の注文がありました。
そして、エポキシガラスの特徴を知った上で、
一度試しに使ってみたいから、という理由で、注文をよくいただきます。
さらに知人から「村上電業から購入できると聞きました」と声をいただくこともあります。
村上電業にとっても、エポキシガラスが口コミで、広がっているのは大変嬉しいことです。
そして、それ以上に、知り合い同士の話の中に、村上電業という名が出てくることは感謝でいっぱいです。
それを、社内のモチベーションの一つに、縁を大事にしています。

文面で伝える表現の難しさ
話は戻りますが、私には、お客様がなぜ厚みにこだわりがあるのか、といった疑問が起きます。
それは、お客様はプレス機での圧着に、反らない厚みを希望していたからでした。
さらに、お客様からの問い合わせ内容には、
「下敷きのような感じ」といった希望が書かれていました。
板の厚み0.8ミリの表現には、たゆんだ音で、
擬音語にある「ぽよんとしたやわらかな感じ」と伝えます。
また、板の厚み1ミリ板は「下敷きのような感じ」と回答しました。

表現ひとつで相手との信頼関係が生まれる?
電話のやり取りなら、すぐに理解でき解決できるかもしれません。
ですが、今回はメールでの問い合わせで文面のみなので、
お客様にわかりやすく伝える工夫が必要になります。
そこで社内で音を表現するために、相手に伝わる言葉はどれにあたるかを話し合いしました。
村上電業もお互いの認識のために、
擬音語やオノマトペは大事な手段だなと、学ぶことができます。
社内では、日々言葉を知ることができるように、情報を共有しています。
理解できる、「伝わる言葉」を見つけて、
村上電業の成長にもつながるように鍛錬中です。